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カラーベストの経年劣化には重ね葺きもオススメ

2023.06.15

●カラーベストの経年劣化
カラーベストは塗装で発色させているため、約10年程度で経年劣化による色落ちが出てきてしまいます。
色落ちなので基本的には外壁と同じように再塗装をオススメすることが多いです。
しかし、基材の傷み具合によっては状況が変わってきます。
例えば表面の塗膜だけでなく基材の剥離が出ている場合は再塗装はオススメできません。

他にも基材に割れが多い場合なんかも再塗装ではない方法をオススメしています。
せっかく再塗装してもまた剥がれてしまったり、割れて落ちてしまっては無意味になってしまいますもんね。

●石付き板金で重ね葺き
上記のように再塗装ができない場合は葺き替え工事をするか、上から他の屋根材で重ね葺きするカバー工法の2つの方法があります。
今回はLIXILさんの石付き板金屋根材のTルーフを使っがカバー工法をすることになりました。
LIXILさんのTルーフは超軽量屋根材として人気の高い屋根材なんですよ。

ということで、工事の流れもちょっとお伝えしますね。
まずはカラーベストの上から防水性能の高い粘着系ルーフィングを貼っていきます。

全面貼り終えたら、今度はTルーフを軒先側から上下左右を重ねながらビスで固定していきます。

上部まで施工が終わったら最後に周囲の棟板金・ケラバ板金を施工して屋根工事完了です。
独特の模様が屋根に表情が出てイイ雰囲気に仕上がりました。

カラーベストの色落ちが気になる場合は、再塗装以外にもカバー工法というリフォーム方法もあります。
屋根の状況に合わせて提案させていただきますので、お気軽にご相談いただけたらと思います。

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ガイソー豊田店　井上