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ガイソー豊田店

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樋の割れる原因!?

2023.03.06

樋が割れる原因!?熱伸縮について

今日は樋の熱伸縮について話をしたいと思います。

樋の多くはプラスチック(正しくは塩ビニル製)です。割れる原因は、台風等の災害や、温度変化による熱伸縮です。

熱伸縮と言うのは 暑い時は伸び、寒い時は縮む動きです。

この動きによって 軒樋なら曲がった部分や、つなぎ目の部材に負担がかかります。

長い年月がかかると、コーナーの部材がひび割れしたり、つなぎ目が割れてしまう訳です。

最近はこの熱伸縮を抑える為、芯材に鉄板を挟み込んだ樋も使用されます。
樋が熱伸縮によって割れてしまっています。

厳密にいうと、樋自体はここでつなぎ合わせをしていて、つなぎ合わせで止めていた接続部材が割れたということになります。

こちらも樋の角部分が割れています。

つなぎ目や、コーナー部分は接着で固定をしており、樋自体は何メートルものモノを繋ぎ合わせています。

ですので、伸縮の負荷がかかりやすい箇所が割れてしまうのです。


この熱伸縮で樋を割れないようにするには基本的には樋の交換しかありません。


熱収縮による割れを防ぐには
パナソニックさんが出している、アイアン丸や、シビルスケアPC50といった、鉄芯が入っている樋に交換するのも有効です。


そのほかには集水器の箇所で、しっかりと縁を切ってあげるようにして、熱で伸び縮みしてもストレスがかからないようにしてあげるのが大切です。



実際に伸び縮みによって割れてしまった場合は、補修ではなく、できれば交換をして直してあげるのが良いと思います。



その場合、現状の樋が廃番ではないかとか、足場が必要になったりもします。
簡易的な補修ではコーキングだけではすぐ割れてしまうので、伸縮する防水テープも使用するのが良いでしょう。


それでも効果は長く持たない可能性が高いです。



ご自宅の樋の様子が気になりましたら、無料点検をしております。



ぜひお問い合わせください。



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大和 正直