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ガイソー豊田店

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サイディング外壁の塗装②

2019.08.23
サイディング外壁の塗装ですが、非常に重要なのが下塗りです。



塗装における下塗りは、基材との密着性をよくして、下地を調整をしていく必要があります。


そして、この下塗り材はどんな材料を使ってもいいわけでなく、現在の状況や、次に塗る塗装の色等によって細かく変更が起こるべきなのです。



下塗り材=プライマーです。


プライマーとは英語のPrimaryが語源です。


「最初の」という意味があります。



サイディング外壁の塗装ですと、カチオン系シーラー、サーフェーサー、微弾性フィーラーが多いかと思います。



カチオン系シーラー


エポキシ系シーラー、この二つよく使います。



カチオンとエポキシは混同されがちになりますが、


カチオンはプラスの電荷をもった陽イオンの事です。



外壁の多くはマイナスの電荷(アニオン)をもった状態になっています。




磁石と一緒でマイナスとプラスは惹かれあい中性になろうとします。




この効果を利用して、密着性を上げているのです。




エポキシとは樹脂の名前です。


密着性に優れた性質を持っています。




ですので、多くのカチオンシーラーにはエポキシ樹脂を含んでいます。




透明な下塗り材が多く、あまり色を変えない時は透明、白く変えるときには白色のシーラーを使うことが多いです。




フィーラー


外壁に細かなデコボコがあるリシンの外壁や、モルタル等でよく使用します。



特徴としては膜の厚みがあるので、上塗りの塗膜が均一になって、色の隠ぺい性も高いです。




微弾性のモノと高弾性のモノがあります。高弾性は下地が弾性塗料でない場合膨れ等の恐れがありますので、今の塗料の調査が非常に大切になります。


サーフェイサー


よくサーフと呼ばれています。


性質としては、シーラーとフィーラーの中間のような性質があります。


外壁の下塗りで使用する場合は、密着性の向上や、下地の色と大きく色を変更するときによく使います。(特に濃い色から薄い色にする場合)





以上の3種類以外にも、効果時間が違うものや、水性、溶剤等の問題漏ります。下地の塗料の性能等でも細かく変更しています。




ご自宅にあった下塗り材を選んで使用してください!


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   ガイソー豊田店  大和 正直