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ガイソー豊田店

ブログ

建築業界の寸法

2019.07.18
梅雨明けが待ち遠しいガイソー豊田店の大和です。


今日はいろいろな所で話をされている寸法の話をすこし説明をさせて頂きます。



私がこの外装の業界に入って、一番苦労したのが寸法の換算でした。



新入社員で初日から、職人や先輩の話している言葉にメートル法と尺貫法が入交って、ごちゃごちゃになったのをおぼえています。



建築未経験ですと当たり前のようにメートル法が基準になっていますので、メートルから尺への脳内変換が大変です。




建築の世界ではまだまだ多く使われていて、


1尺は約30.3センチです。



センチの方が馴染み深いですが、「00.0センチ」というと長い、言いにくいということもあり、基本はミリでいう事が多いです。 



ですので1尺は303ミリという事になります。(もはやここまで来るとミリも言わなくなります、303です。)



303と言われるよりキリのいい1尺というわけです。



いまだに尺というのは多く残っていて、



一番分かりやすいのが畳です。



畳は長辺が6尺で短い方が3尺です。


長辺(丈:たけ) = 6尺 = 1間 =1820ミリ =1.82メートル 

短辺(巾:はば) = 3尺 = 半間 =910ミリ  =0.91メートル


大人が1人寝転んでもピッタリなサイズですね。これを2つ合わせると(いわゆる畳2畳分)


1坪になります。


しかしこの畳1畳のサイズですが、ここ豊田市ですと中京間といって、この大きさなんですが、京都や大阪だと京間や本間と言ったりで大きかったり、


逆に東京の方に行くと江戸間、関東間といって小さくなったります。(いや、ほんまに)


覚えたことが飛んで行ってしまいそうになりました。



この1間だったり、半間というのも非常に多く使われています。


エクステリアや、窓も1間の窓、2間の窓とよく使われています。


さて尺に戻りますが、10尺になると単位が上がります、10尺 = 1丈 になります。


という事は大体4.5mを指したいときは 15尺!もしくは1丈5尺!というかと言いますと、


正解は言わないです。きっと皆さん口をそろえて、2間半(にけんはん)と言います。


10の位は極力使っていないイメージです。


というか1丈もほんとめったに聞かないような・・・

10尺を超えると次の単位は間で表して、それこそ10間(18m)を超えるとメートルになっている気がします。

すくない数字で、多い情報を伝えられる尺貫法は今でも建築業界では根付いています。




先日から大雨や台風の発生で雨漏りの問い合わせが増えてきております。


昨年の台風の後は相談が重なり動けなくなりましたので、早目にご相談下さい。


それでは本日はこの辺で、

豊田市域で屋根外壁塗装・張替はガイソー豊田店・ヤマハナにお任せ下さい!


  ガイソー豊田店 大和 正直