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屋根の重さを約半分にする方法【和瓦から平板瓦へ葺き替え工事】

2024.04.26
地震が起きると住宅が崩れた映像を見て心配になってしまう方も多いかも知れません。
屋根が重いからと単純な話ではなく、実際は構造躯体の強度が一番の問題なんです。
でも、難しい話なので屋根を軽量化するのも一つの地震対策です。

●古い瓦屋根の下には屋根土がたくさん載っている
今回は雨漏りでお悩みの瓦屋根を葺き替え工事した事例を紹介します。
雨漏り+地震対策を含めて和瓦から平板瓦に葺き替え工事をして軽量化することに。

葺き替え工事なので、まずは既存の瓦を屋根から撤去していきます。
今回は一気に古い瓦と屋根土を撤去するため、レッカー車も出動してもらいました。


実は古い瓦屋根の場合、和瓦の下に屋根土と呼ばれる土がたくさん載せられているんです。
屋根土は瓦を安定して載せるため、瓦が落ちないように接着するために載せられています。
しかしかなりの量を使っているため、現在の乾式工法と比べると屋根全体の重みが約2倍に。
つまり屋根土を撤去して葺き替え工事をすることで、屋根の重さを半分に軽量化できるんです!
屋根土と下葺きで使われていた古く劣化したルーフィングも撤去して新しい平板瓦で工事をしていくのですが・・・
下地も傷んでいるため新しいコンパネで下地を作り防水のためのゴムアスルーフィングを貼っていきます。
あとは新築と同じように横桟木に平板瓦を釘で固定していきます。
最近の瓦は、瓦同士を咬み合わせることでめくれ上がりやズレを防止する防災瓦になってます。
メインの桟瓦の施工が終わったら最後に棟瓦や袖瓦を留め付けて屋根工事完了。
キレイに葺き上がって満足していただけました。
瓦は断熱性能が高く、色の塗り替え不要な素晴らしい屋根材です。
でも、一番心配なのが屋根全体の重量。
葺き替え工事をして現在の施工法に変更することで屋根の重さも半分に軽量化できます。
瓦がやっぱり好きなんだけど、地震が心配という方の参考になってくれたら嬉しいです。

塗装だけでなく、屋根・外装のことなら何でもお気軽にご相談ください。
お客様の要望を伺いながら外装・屋根リフォームのプロとしてご提案させていただきます。
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ガイソー豊田店 大和
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