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カラーベストの色落ちは再塗装以外にも石付き板金で重ね葺きも可能

2024.02.20

●カラーベストの経年劣化による色落ち
住宅新築時によく使用される屋根材に住宅用化粧スレート（カラーベスト）という屋根材があります。
軽量の屋根材なのですが、塗装で着色しているため10年前後で経年劣化による色落ちが目立ち始めてしまうんですよね。
そうなると一般的には外壁塗装と同じタイミングで屋根も再塗装することが多いです。

屋根材だけでなく、棟部分の板金も白っぽく色が抜けてきてしまっていますね。
雨漏りも発生してしまっており、このタイミングで再塗装ではなく別の方法で屋根リフォームすることになりました。

●超軽量な石付き板金を重ね葺き【カバー工法】
今回は再塗装ではなく、別の屋根材で上から重ね葺きするカバー工法を選択。
LIXILさんのT・ルーフという屋根材を使用することになりました。
超軽量の屋根材で、ガルバリウム鋼板に天然石を吹き付けることで色落ちを防ぐとともに雨音を軽減させることができるんですよ。
重ね葺きするカバー工法にはピッタリの屋根材です。

それでは、施工の流れを紹介していきますね。
まずは、棟部の一段高くなっている板金を撤去してフラットな状態を作っていきます。

次は防水のための粘着系ルーフィングを貼っていきます。
これは屋根材の下の二次防水のためです。

あとはT・ルーフを屋根上に軒先側から上下左右を重ねながらビスで留め付けて固定していきます。
独特の陰影が屋根に表情を与えてくれてイイ雰囲気ですよね。

メインの平部の施工が終わったら、最後に棟板金を留め付けて屋根工事完了です。

これで雨漏り、色落ち問題は解決ですね。
カラーベストの色落ちに悩んでらっしゃる方の参考になったらと思います。
再塗装、カバー工法のどちらのリフォーム工事も対応していますのでお気軽にご相談くださいませ。

お客様の要望を伺いながら外装・屋根リフォームのプロとしてご提案させていただきます。
外壁・屋根リフォームはガイソー豊田店にお任せください！！
ガイソー豊田店　井上