コラム
外壁
外壁塗装 塗膜が剥がれる原因と補修方法を解説
2024.02.02
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家を守る外壁塗装ですが、数年で塗膜が剥がれてくることがあります。
これらは、塗料(塗膜)の劣化や下地の劣化が原因で発生する経年劣化もありますが、施工不良が原因で発生するケースも少なくありません。
施工不良の例としては、洗浄が不十分、下塗りが省略されている、塗料の希釈率や乾燥時間が不適切などが挙げられます。
施工不良による塗膜の剥がれは、放置すると雨漏りの原因になるなど、大きな問題に発展する可能性があります。
この記事では、外壁塗装の塗膜の剥がれの原因や放置によりどのようなトラブルが起こるのか、さらに塗膜の剥がれに強い塗料の紹介、塗装費用の相場について解説します。
外壁塗装の塗膜の剥がれでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の塗膜が剥がれる主な理由は、以下の2つです。
・単なる経年劣化によるもの
・施工不良によるもの
それぞれ、くわしく解説します。
塗料の劣化が進むと塗膜が剥がれやすくなり、雨漏りの原因になることもあります。
塗料ごとの耐用年数は、以下のとおりです。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
これらが原因で起こる塗膜の剥がれや浮きは、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。
ここでは、外壁塗装の塗膜の剥がれを放置することによるトラブルを解説します。
外壁は、紫外線や雨風などの影響を受けやすく、色あせや塗膜の剥がれは避けられません。
また、ツヤがなくなっていくことも劣化の兆候です。
劣化が進むと、築年数以上に古い印象になってしまいます。
外壁材の素材にもよりますが、住んでいる期間が長くなると必ず外壁塗装は必要です。
ただし、元々ツヤがない塗装をしている場合、劣化に気づきにくいという点に注意が必要です。
定期的に外壁の状態を確認して、変化にいち早く気付けるようにしておきましょう。
雨漏りは、木材の腐食、金属の錆び、カビやシロアリの発生、漏電による火災などの原因となり家の構造を弱めてしまいます。
またカビが原因で、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
雨漏りの修理には、おおよそ5〜30万円の費用がかかりますが、修理を放置すると、さらに大きな費用がかかってしまいます。
そのため、気がついたタイミングで修理を依頼するのがおすすめです。
ガイソーでは、無料の雨漏り診断を行っております。
外装リフォームのプロが雨漏りの原因を突き止め、早期解決をお約束いたします。
先ほどもお伝えしましたが、トラブルを放置すると、さらに大きな修繕費用が必要になる可能性があります。
例えば、窯業系サイディングボードは、夏と冬の温度差や日当たりの差によって変形しやすい素材です。
変形した窯業系サイディングボードは、隙間から水分が浸入しやすくなってしまいます。
変形がひどい場合は塗装しても効果がなくなり、張り替えに約300万円前後必要になることもあります。
また、モルタル壁は、素材自体に防水性がありません。
そのため、塗装が劣化すると、すぐに水分が浸入してしまいます。
ひび割れや破損が発生した場合は、約300万円前後の交換費用が必要になります。
購入時に5,000万円で購入して、売却時に2,500万円で売却した場合、資産価値は2,500万円となります。
不動産には土地と建物があり、土地は経年劣化しにくいため資産価値が下がりにくいです。
一方、建物は経年劣化しやすく資産価値が下がりやすくなります。
そのため、家の資産価値を維持・向上させるためには、建物の外回りの経年劣化を防ぐことが重要です。
外壁塗装や屋根の修理など、定期的なメンテナンスを行いましょう。
外壁塗装の塗膜の剥がれを発見した場合にとるべき行動を2つ紹介します。
保証を受けるためには、まず「自社保証」を確認しましょう。
自社保証は、塗装業者が提供する保証で、塗装工事に瑕疵(かし)があった場合に保証が受けられます。
また、場合によっては「製品保証」が受けられることもあります。
製品保証は、塗料メーカーが提供する保証で、塗料に瑕疵があった場合に塗料代を上限額として保証が受けられます。
さらに、「リフォーム瑕疵保険」に加入している場合も、保証が受けられる可能性があります。
リフォーム瑕疵保険は、国土交通省が推奨している保証で、リフォーム工事に瑕疵があった場合に保証が受けられる保険です。
保証を受けるためには、保証書や契約書を確認して、保証の対象となるかどうかを調べましょう。
そのような場合は、リフォーム業者に補修を依頼するしかありません。
リフォーム業者に補修を依頼する場合は、現地調査からアフターケアまで、同じ担当者が一貫してサポートしてくれる業者を選ぶことをおすすめします。
同じ担当者が一貫してサポートしてくれると、以下のようなメリットがあります。
・工事の進捗状況を把握しやすい
・不明点や不安をすぐに相談できる
・万が一のトラブル発生時にスムーズに対応してもらえる
また、リフォーム業者を選ぶ際には、以下の点も確認しておきましょう。
・保証内容や保証期間
・施工実績
・口コミや評判
ガイソーは、リフォーム施工実績が48,000件以上あり、高耐久塗料のラインナップには最長10年の塗膜保証が付いています。
また、塗膜の剥がれに強く、耐候性にも優れた外壁塗料を使用しています。
ただし、外壁塗装は塗料の性能だけでなく下地の状態も重要です。
ガイソーでは頑固な外壁の汚れを徹底的に洗い落とすガイソーパワークリーナーを標準施工しています。
お任せいただければ、安心して長持ちする仕上がりを約束いたします。
外壁塗装の費用相場は、一般的な戸建て住宅30坪で約90〜120万円です。
これには足場、洗浄、養生、付帯物塗装などがすべて含まれています。
外壁塗装の費用に関する内容は、【2023年9月】外壁塗装の費用は?塗装費用を抑えるポイントをリフォームのプロが解説!の記事でくわしく紹介しています。
外壁塗装の工程表とは、外壁塗装工事の流れをまとめたものです。
足場設置から引き渡しまでの全工程が記載されています。
外壁塗装の工程は、最低下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで、期間は3日〜5日程度が一般的です。
期間が短いと、3回塗りができていない可能性があります。(塗料や外壁材によっては、2回塗りで済む場合もあります。)
また、工程表に高圧洗浄が含まれているか、各工程の間が空き過ぎていないか、塗料の乾燥時間は十分に取られているかなども注意しましょう。
この記事では、外壁塗装の塗膜が剥がれる原因や、剥がれに強い塗料の紹介、塗装費用などを解説しました。
外壁塗装の塗膜が剥がれる主な理由は、以下の2つでした。
・単なる経年劣化によるもの
・施工不良によるもの
経年劣化によるものなら問題ありませんが、施工不良による塗膜の剥がれは塗料を塗る前の汚れを落としきれていないことなどが原因です。
また、剥がれを放置することで家の寿命が短くなるなどのトラブルも発生します。
早期の補修は施工費用を抑え、資産価値を向上させます。
リフォーム業者に依頼する場合は、保証内容や保証期間が充実していることや、施工実績や口コミ・評判を参考にすることが重要です。
ガイソーは、全国109店舗を展開し、リフォーム施工実績が48,000件以上あります。
リフォーム業者選びに迷っている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
これらは、塗料(塗膜)の劣化や下地の劣化が原因で発生する経年劣化もありますが、施工不良が原因で発生するケースも少なくありません。
施工不良の例としては、洗浄が不十分、下塗りが省略されている、塗料の希釈率や乾燥時間が不適切などが挙げられます。
施工不良による塗膜の剥がれは、放置すると雨漏りの原因になるなど、大きな問題に発展する可能性があります。
この記事では、外壁塗装の塗膜の剥がれの原因や放置によりどのようなトラブルが起こるのか、さらに塗膜の剥がれに強い塗料の紹介、塗装費用の相場について解説します。
外壁塗装の塗膜の剥がれでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の塗膜が剥がれる主な理由
外壁塗装の塗膜が剥がれる主な理由は、以下の2つです。
・単なる経年劣化によるもの
・施工不良によるもの
それぞれ、くわしく解説します。
単なる経年劣化によるもの
外壁塗装の塗料は、紫外線や雨水などの影響を受けて10〜15年程度で劣化します。塗料の劣化が進むと塗膜が剥がれやすくなり、雨漏りの原因になることもあります。
塗料ごとの耐用年数は、以下のとおりです。
塗料種類 | 耐用年数 |
アクリル塗料 | 3〜6年 |
ウレタン塗料 | 7〜10年 |
シリコン塗料 | 8〜12年 |
フッ素塗料 | 15年 |
光触媒塗料 | 20年 |
無機塗料 | 20〜25年 |
施工不良によるもの
施工不良による塗膜の剥がれは、塗装業者の技術不足や施工ミスによって発生することがほとんどです。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
汚れを落としきれていない ・高圧洗浄で旧塗膜を完全に落とさなかった ・旧塗膜の残骸(水分や汚れ、カビ、埃など)が残っていた 塗料の選定が不十分 ・下塗り塗料と上塗り塗料の相性が悪かった ・サイディングに弾性塗料を使用した ・メーカーが定める塗布量を守らなかった ・必要以上に塗料を薄めた 天候管理が不十分 ・気温が5度以下または湿度が85%以上だった ・作業途中に雨が降り、塗料が濡れた 乾燥時間が短い ・塗料が完全に乾燥していないのに、次の工程に進んだ ・高温で塗面を熱して、強引に乾燥時間を早めた |
これらが原因で起こる塗膜の剥がれや浮きは、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。
外壁塗装の塗膜の剥がれを放置することによるトラブル
ここでは、外壁塗装の塗膜の剥がれを放置することによるトラブルを解説します。
外観が悪くなる
外壁塗装の塗膜の剥がれは、外観の美しさを損ないます。外壁は、紫外線や雨風などの影響を受けやすく、色あせや塗膜の剥がれは避けられません。
また、ツヤがなくなっていくことも劣化の兆候です。
劣化が進むと、築年数以上に古い印象になってしまいます。
外壁材の素材にもよりますが、住んでいる期間が長くなると必ず外壁塗装は必要です。
ただし、元々ツヤがない塗装をしている場合、劣化に気づきにくいという点に注意が必要です。
定期的に外壁の状態を確認して、変化にいち早く気付けるようにしておきましょう。
雨漏りで家の寿命が短くなる
雨漏りを放置すると、家の寿命が短くなります。雨漏りは、木材の腐食、金属の錆び、カビやシロアリの発生、漏電による火災などの原因となり家の構造を弱めてしまいます。
またカビが原因で、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
雨漏りの修理には、おおよそ5〜30万円の費用がかかりますが、修理を放置すると、さらに大きな費用がかかってしまいます。
そのため、気がついたタイミングで修理を依頼するのがおすすめです。
ガイソーでは、無料の雨漏り診断を行っております。
外装リフォームのプロが雨漏りの原因を突き止め、早期解決をお約束いたします。
ガイソーへ雨漏り診断を依頼する
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施工費用が高額になる
先ほどもお伝えしましたが、トラブルを放置すると、さらに大きな修繕費用が必要になる可能性があります。例えば、窯業系サイディングボードは、夏と冬の温度差や日当たりの差によって変形しやすい素材です。
変形した窯業系サイディングボードは、隙間から水分が浸入しやすくなってしまいます。
変形がひどい場合は塗装しても効果がなくなり、張り替えに約300万円前後必要になることもあります。
また、モルタル壁は、素材自体に防水性がありません。
そのため、塗装が劣化すると、すぐに水分が浸入してしまいます。
ひび割れや破損が発生した場合は、約300万円前後の交換費用が必要になります。
資産価値が下がる
家の資産価値とは、家を売却したときに得られる金額のことです。購入時に5,000万円で購入して、売却時に2,500万円で売却した場合、資産価値は2,500万円となります。
不動産には土地と建物があり、土地は経年劣化しにくいため資産価値が下がりにくいです。
一方、建物は経年劣化しやすく資産価値が下がりやすくなります。
そのため、家の資産価値を維持・向上させるためには、建物の外回りの経年劣化を防ぐことが重要です。
外壁塗装や屋根の修理など、定期的なメンテナンスを行いましょう。
外壁塗装の塗膜の剥がれを発見した場合にとるべき行動
外壁塗装の塗膜の剥がれを発見した場合にとるべき行動を2つ紹介します。
①まずは保証内容を確認する
外壁塗装がはがれた場合、施工不良が原因であれば保証が受けられる可能性があります。保証を受けるためには、まず「自社保証」を確認しましょう。
自社保証は、塗装業者が提供する保証で、塗装工事に瑕疵(かし)があった場合に保証が受けられます。
また、場合によっては「製品保証」が受けられることもあります。
製品保証は、塗料メーカーが提供する保証で、塗料に瑕疵があった場合に塗料代を上限額として保証が受けられます。
さらに、「リフォーム瑕疵保険」に加入している場合も、保証が受けられる可能性があります。
リフォーム瑕疵保険は、国土交通省が推奨している保証で、リフォーム工事に瑕疵があった場合に保証が受けられる保険です。
保証を受けるためには、保証書や契約書を確認して、保証の対象となるかどうかを調べましょう。
②リフォーム業者に補修を依頼する
外壁塗装工事には、法的な保証の義務がないため、そもそも保証が付いていないこともあります。そのような場合は、リフォーム業者に補修を依頼するしかありません。
リフォーム業者に補修を依頼する場合は、現地調査からアフターケアまで、同じ担当者が一貫してサポートしてくれる業者を選ぶことをおすすめします。
同じ担当者が一貫してサポートしてくれると、以下のようなメリットがあります。
・工事の進捗状況を把握しやすい
・不明点や不安をすぐに相談できる
・万が一のトラブル発生時にスムーズに対応してもらえる
また、リフォーム業者を選ぶ際には、以下の点も確認しておきましょう。
・保証内容や保証期間
・施工実績
・口コミや評判
ガイソーは、リフォーム施工実績が48,000件以上あり、高耐久塗料のラインナップには最長10年の塗膜保証が付いています。
また、塗膜の剥がれに強く、耐候性にも優れた外壁塗料を使用しています。
外壁塗装種類 | 耐候性 | 次の塗り替えが必要になるまでの年数 |
ガイソーウォールフッ素4F II弱溶剤 | ◎ | 15年 |
ガイソーウォール無機ACE | ◎ | 20年 |
ガイソーウォール無機Z | ◎ | 20〜25年 |
ガイナ | ◎ | 15〜20年 |
グランストーン | ◎ | 20〜25年 |
ただし、外壁塗装は塗料の性能だけでなく下地の状態も重要です。
ガイソーでは頑固な外壁の汚れを徹底的に洗い落とすガイソーパワークリーナーを標準施工しています。
お任せいただければ、安心して長持ちする仕上がりを約束いたします。
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外壁塗装にかかる費用相場
外壁塗装の費用相場は、一般的な戸建て住宅30坪で約90〜120万円です。
これには足場、洗浄、養生、付帯物塗装などがすべて含まれています。
延坪数 | 費用相場 |
坪数10 | 約20〜50万円 |
坪数20 | 約40〜90万円 |
坪数30 | 約60〜100万円 |
坪数40 | 約80〜130万円 |
外壁塗装の費用に関する内容は、【2023年9月】外壁塗装の費用は?塗装費用を抑えるポイントをリフォームのプロが解説!の記事でくわしく紹介しています。
外壁塗装の塗膜の剥がれを起こさないためのポイント
外壁塗装の工程表とは、外壁塗装工事の流れをまとめたものです。
足場設置から引き渡しまでの全工程が記載されています。
外壁塗装の工程は、最低下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで、期間は3日〜5日程度が一般的です。
期間が短いと、3回塗りができていない可能性があります。(塗料や外壁材によっては、2回塗りで済む場合もあります。)
また、工程表に高圧洗浄が含まれているか、各工程の間が空き過ぎていないか、塗料の乾燥時間は十分に取られているかなども注意しましょう。
まとめ:外壁塗装に関するご相談ならガイソーへ!
この記事では、外壁塗装の塗膜が剥がれる原因や、剥がれに強い塗料の紹介、塗装費用などを解説しました。
外壁塗装の塗膜が剥がれる主な理由は、以下の2つでした。
・単なる経年劣化によるもの
・施工不良によるもの
経年劣化によるものなら問題ありませんが、施工不良による塗膜の剥がれは塗料を塗る前の汚れを落としきれていないことなどが原因です。
また、剥がれを放置することで家の寿命が短くなるなどのトラブルも発生します。
早期の補修は施工費用を抑え、資産価値を向上させます。
リフォーム業者に依頼する場合は、保証内容や保証期間が充実していることや、施工実績や口コミ・評判を参考にすることが重要です。
ガイソーは、全国109店舗を展開し、リフォーム施工実績が48,000件以上あります。
リフォーム業者選びに迷っている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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